自社開発とウソをつきながらじつは違法複製したパソコン教材を売るに際して、被害者に値段を提示したのは、竹山聡のパートナーであった吉永安宏であった。被害者は、事件後の関係者への調査により、詐欺の主犯は竹山聡であること、代金は竹山聡が独り占めし、吉永ら仲間をも裏切っていることを知ったことから、吉永に対する処罰感情はそれほど強くはなかった。ただしそれは、吉永が事件解決のために協力すればの話だ。そこで被害者は吉永に、警察の捜査に協力してくれるよう要請するため、彼が竹山の元を離れて他のメンバーとともにインターネットテレビ電話事業について再起を図ろうと間借りしていた渋谷区宮益坂上のビル前に停めた車中に呼んだ。が、私はこの時、ICレコーダーを胸ポケットにしのばせていたが大失敗をしてしまう。録音ランプが気になって一瞬胸元に視線を落としたことでバレてしまう。哀しいかな、本題に入ろうとするまさにその時だった。だが、この時の吉永安宏の狼狽ぶりこそが真実を物語る。この緊迫wのやりとりの音声を公開したい。(近日公開予定)
結論から言えば、吉永安宏は不起訴となった。これは決して無実ということではない。捕まらなかった詐欺師というだけの話だ。警視庁や東京地検の事情聴取の際、すべてを竹山聡のせいにしたか、このままではふたりとも捕まると竹山聡と手打ちをして二人で詐欺行為を否認したかのどちらかだ。吉永安宏は竹山聡とともに、詐欺犯での逮捕という最悪の事態を逃れる一点では利害が一致するからだ。いったんは竹山聡の横領で反目したとはいえ、竹山聡がそれまでの多くの詐欺で手にした金の分け前を手土産に和解をもちかけた可能性は高い。というのは、この事件が不起訴になるや、吉永安宏は残ったメンバーとのインターネットテレビ電話事業から抜けて一人、熊本に帰郷している。さぞ傷心のうちに…と思いきや、突然に下記の事業を満面の笑みを浮かべて行っているのである。被害者に詫びも説明もなしにだ。完全に無視を決め込んでいるのである。吉永安宏は、竹山聡の裏切り直後は、あまりのショックに本人の前でゲロを吐いたという。自分は手弁当で仕事をしていたのに竹山聡が億単位の金を独り占めしていたのだから当然であろう。つまり、そのまま帰省していればまずは裸一貫からのスタートである。それがこれである。どこにそのような事業資金があったというのか。
被害者に詫びるどころか電話に一切出ない。折り返さない。時が経ち、成功してもやり直せても出ない。騙した相手は無視するが地元への寄付はするらしい。欺瞞だろそれは。順番が違うだろ。イイ人ぶるのは。裏切りを受けてゲロを吐いたのなら被害者の気持ちもわかりそうなものだが。
会社の代表電話は完全AI。人が出ない。都合の悪い追求やクレームからはほっかむりで逃げるためである。社会をナメくさった会社であると断罪する。





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